

私は40年のピアノ講師生活において、色々な生徒募集方法を試してきました。
著しく効果のあった方法からほとんど効果のなかった方法、むしろマイナスポイントのある方法まで実に様々。
そして、長年の経験により見えてきたものがあります。
この記事では、私自身の経験から得たピアノ教室の生徒募集における効果的と思われる方法をお伝えして参ります。
目次
ピアノ教室の生徒募集方法いろいろ
まずはピアノ教室の生徒募集方法として考えられるものをどんどんあげてみましょう。
- 口コミ
- チラシ作成・配布
- ピアノ教室サイト作成・ブログ執筆
- 外部サイトの生徒紹介システム
- 母校の生徒紹介システム
- 看板設置
- 電柱広告
- 地域のミニコミ誌に広告を掲載
- 銀行やショッピングモールなどでの張り紙
21世紀にふさわしいものから、平成どころか昭和の香りのするアナログ手段まで、実に様々。
これらのうち、あなたにとってどの方法が効果的かどうかはそれぞれの教室の「強み」や「ターゲット層」、立地条件によって変わってきます。↓
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この中から、ご自身の「強み」をより活かせる生徒募集方法を採用していくのが差し当たって確実と思われます。

ココがポイント
効果的な生徒募集方法は教室によって変わってくる
ピアノ教室生徒募集・効果的だった3つの方法

- 口コミ
- 全日本ピアノ指導者協会「PTNA(ピティナ)」の生徒紹介システム登録
- 母校の生徒紹介システム
口コミ
私の教室では、なんといっても一番効果が高かったのがこの口コミ。
生徒の家庭に弟妹がいるケースをはじめとして、保護者が子どものお友達を紹介してくれることが多く、実にありがたいことでした。
また、私自身の子どもたちが幼稚園〜小学生の間は、彼らの友達が何人も入会してくれました。
彼らに心の中で両手を合わせていたのは内緒です(笑)。↓
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また、今の時代はTwitterやInstagramが強い味方となってくれるのではないでしょうか。
すでにアカウントを持っているなら、ぜひ有効活用してみて下さいね。
「PTNA(ピティナ)」生徒紹介システム登録
ピティナ(PTNA)とは。
「一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(The Piano Teacher's National Association of Japan)」の略称です。
1966年に発足した、ピアノを中心とする音楽指導者の団体で、ピアノ指導者をはじめ、ピアノ学習者や音楽愛好家など、約17000人の会員が所属しています。さまざまなイベントやサービスを展開して、指導者の資質向上を目指しています。(ピティナ ホームページより)
ピティナ公式サイトの中には「ピアノ教室紹介」ページがあり、全国のピアノの先生が多数登録しています。
今やピアノ教室を探す生徒の多くが、自らの居住地や希望条件に合った指導者をここで検索する一大マッチングサイトとなっています。
ピティナ公式サイトのピアノ教室紹介ページはこちら↓
https://www.piano.or.jp/teacher/
私はどれほどお世話になったかわかりません。
年会費6000円は簡単にモトが取れること請け合いです。
母校の生徒紹介システム
私の母校には、卒業生にピアノを習いたいという人に条件の合う講師を紹介するシステムがあります。
多くの音大でも同じようなシステムがあるのではと思います。
母校は遠いので数は多くありませんでしたが、熱心で協力的な生徒と保護者が多く、ありがたみを感じました。
そんなわけで、同窓会の会費は忘れずに払っておきましょう。
ココがポイント
福耳ピアノ教室で効果の高かった生徒募集方法は口コミ、PTNA登録、母校からの紹介
ピアノ教室の生徒募集に効果のなかった方法

- 電柱広告
- 銀行やモールでの生徒募集の張り紙
- 業者によるピアノの生徒紹介システム
- 地域のミニコミ誌への広告
電柱広告・張り紙
電柱広告は、実家にいた時に出していましたが、私の教室では効果がありませんでした。
張り紙は、私が学生だった20世紀中は引き合いがあった気がしますが、今はさすがに厳しいように思います。
一般業者による生徒紹介サイト
PTNAと母校以外の生徒紹介システムは、私の場合は失敗でした。
生徒からの引き合いはなく、代わりにホームページ代行業者が入れ替わり立ち代わり電話やメールをよこすばかり。
個人情報がどのように扱われているか心配になり、早々に撤退しました。
全ての紹介システムがこのようなわけではないと思いますが、利用するときは留意しておかれることをお勧めします。
地域のミニコミ誌への広告
無料で配られるフリーペーパーには、さまざまな情報が載っています。
バレエ教室などと一緒にピアノ教室の広告もよく見かけるので出稿してみましたが引き合いは一件もなし。
あまり効果的な方法とはいえないようです。
ココがダメ
福耳ピアノ教室の生徒募集に効果がなかったのは電柱広告・張り紙・業者による生徒紹介サイト登録・ミニコミ誌への広告
教室サイトなしでもピアノ教室の集客は可能か?




ネットには「ピアノ教室の集客を請け負います」といった、サイト(ホームページ)作成代行業者のサイトが数多く見られます。
ほぼ全てが判で押したように、
これからのピアノ教室はホームページがないとやっていけません!
しっかりしたピアノ教室はしっかりした教室ウェブサイトを持っているもの!
教室サイトのないマトモなピアノ教室などあり得ません!
‥と、生徒募集に悩むピアノの先生をターゲットに責め立ててきます。
ウェブサイトがピアノ教室の生徒募集に大きな効果があることは間違いありません。↓
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私も、何度か教室サイトを作ろうと思ったことはあります。
でも、自分で一から立ち上げるのは大変ですし、かといって電話やメールで営業をかけてくる業者に依頼する気が起きず、気がつくと作らないまま時間が経ってしまいました。
私のピアノレッスンのスタイルは、生徒一人ひとりの個性と成長にできる限り寄り添うものです。
それぞれに教本や指導スタイルを変えるなど、手がかかるのであまり生徒の人数を増やすことができません。
なので、サイトやブログの必要性を身に染みて感じることもなかったのです。
公式ウェブサイトがなくても「しっかりした指導」を心掛けているピアノ教室が、世の中に少しくらいあってもよいのではと思っています。

ココがポイント
「教室ウェブサイトなしではマトモにピアノ教室の運営はできない」などという、代行業者のポジショントークに悩む必要なし
ピアノ教室の生徒募集に効果があるとみられる2つの方法

チラシ配布
「新聞を取らない家庭が増えている昨今、チラシ配布はもう集客方法としては効果がない」などと言われますが、必ずしもそうとはいえません。
私自身まだまだチラシに目をとめますし、ポストに入っている印刷物にも目を通します。
興味深いチラシがあれば、それをもとに検索してさらなる情報を集めます。
もしもチラシという媒体にまったく集客効果がないのなら、とっくに廃れているはずです。
が、各企業などによって今もコンスタントに各家庭に配布されているチラシの数はかなりのもの。
マンションなどではポスティング禁止のところがあるので注意が必要ですが、少なくともあなたの教室の存在を地域に認知してもらうのに一定の効果はありそうです。
看板設置

現在は設置していないため効果を実証できませんが、少なくとも公道に接している家屋に設置された看板は結構目立つものです。
住宅街を歩いていると、時々可愛らしいピアノ教室の看板を見かけることがあり、興味を惹かれます。
あなたが一戸建ての住宅でピアノ教室開業を考えているなら、家のエクステリアの雰囲気とマッチした、魅力的な看板設置を考えてみてはいかがでしょう。
ココがポイント
チラシ配布・看板設置には一定の集客効果が見込める
まとめ
- ピアノ教室の効果的な生徒募集の方法は各教室によって変わってくる
- 経験上、効果的だったのは口コミ・PTNA教室紹介システムへの登録・ 母校の生徒紹介システム
- 効果的でなかったのは電柱広告・張り紙・一般業者による生徒紹介システム登録・フリーペーパーへの広告
- ホームページはあったほうが集客に有利だが、なくても教室運営は可能
- チラシ配布と看板設置は一定の効果が見込める


上にあげた「まとめ」は、あくまでも経験から得た一つの例に過ぎません。
私の場合は母校に比較的ネームバリューがあり、教室の立地にも恵まれていたのでこのような結果になりました。
各教室の教室理念がそれぞれ違うように、効果的な生徒募集方法も一つだけではありません。
ぜひ、あなたの教室にとって効果的な方法を探してみて下さい。
この記事が、その助けになることがあれば幸いです。