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ピアノ教室開業

ピアノ教室の生徒募集法|ネット集客のメリットとデメリット

パソコンを操作する女性の手
ピアノ教室開業用のサイト作ろうとしたら、母親に「ネットで生徒募集するなら色々気をつけないと」って言われたんですよね。
福耳
もしもお家で開業するなら、お母さんと同世代の私としてはご心配されるのがわからなくもないかな‥。

ピアノ教室の生徒募集に、教室ウェブサイトの開設などが必須の時代がやってきました。

またFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSは既に一般的なツール。

「ピアノ教室の先生も、これらを使いこなせないと生徒募集は難しい」などという風潮になりつつあります。

ただ、自宅を個人レッスンの教室として使う多くのピアノ先生の中には、個人情報の流出をおそれてネット集客をためらう人がいるのも事実。↓

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この記事では、ネットを使った生徒募集をしたいあなたのために、メリットとデメリット双方をお伝えしていきたいと思います。

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ピアノ教室のオンライン生徒募集方法のメリット

PCと2台のスマホ

ネットを使う生徒募集方法には以下のようなものがあります。

  • 教室ウェブサイト開設
  • ブログ執筆
  • Twitter、Facebook、InstagramなどのSNS利用
  • 生徒紹介サイト登録

これらのプラットフォームを利用することで、生徒募集にどのような効果があるでしょうか。

オンライン生徒募集のメリット

  1. 自分のピアノ教室の存在を広く周知できる
  2. ネットが身近な30代〜40代の働く保護者の行動様式に沿う
  3. ピアノ教室を探す生徒にとって問い合わせ・入退会のハードルが低い
  4. 運用の仕方によっては生徒数を大きく増やすことが可能
  5. 発表会などの教室のイベントなどを掲載することで、在籍している生徒のモチベーションが上がる効果も期待できる
福耳
このうち、特に重要なのは2.の項目です。

ピアノを習い始めようとする生徒のうち、多くの割合を占めるのは幼稚園から小学校低学年の子どもたち。

月謝を支払うのは保護者なので、ピアノ教室の主なターゲットは4歳〜8歳くらいの子どもの母親と考えるのが合理的です。

都市部では共働きの家庭が多く、母たちの多くはフルタイムで仕事をしています。

当然忙しいので、あらゆる情報をネットで入手し、品物を見定めるように比較しながら諸般を決定していきます。

 

子どもの習い事を考えるときも同様です。

ピアノだけでなく、英語、ダンス、スイミング、公文式、プログラミングなど、ネット上にある多くの選択肢の中から我が子と自分の感覚に合うものを取捨選択していきます。

当然そこにはウェブサイトを持たないピアノ教室が候補に上がることはありません。

教室サイトだけでなく、SNSも駆使した生徒募集をするピアノ教室が圧倒的に有利といえるでしょう。

ココがポイント

ピアノ教室を都市部の働く保護者にアピールするには、教室サイトやSNSの利用が必須

ピアノ教室のオンライン生徒募集のデメリットとは?

頭を抱える女性

メリットしかないじゃないですか。これはサッサと始めるしかないね!
福耳
ちょっとだけ待ってね。デメリットがないわけじゃないの。

何事にも、メリットがあればデメリットもあります。

オンライン生徒募集のデメリット

  • 個人情報の流出の危険性
  • 様々な設定・パスワード管理・記事更新などに手間がかかる
  • いわゆる「冷やかし」や他教室からの「偵察行動」などの不適切なアクセス

個人情報の流出の危険性

やはりなんといっても心配なのはこれ。

特に、自宅でのピアノ教室開業を考える先生たちにとって、不特定多数に自宅の場所を知られる事態などは避けたいものです。

ウェブサイトに教室の詳しい住所や電話番号を掲載しないのはもちろん、写真に思わぬ被写体などが映り込んだりしないよう気を配る必要があります。

各種設定・パスワード管理・記事更新などに手間がかかる

私のようなITオンチにとってハードルが高いのがこれらの要素。

今でこそこのようなブログを書いていますが、少し前までは大変でした。

散々苦労しながら色々設定して、仕事のために作業を中断。再ログインしようとすると、

福耳
「パスワードが違います」というメッセージが出て涙目、というパターンが何度あったことか。

特にピアノの先生の仕事は、生徒を教えることのほかに自分自身の毎日の練習も欠かせません。

ピアノは電源や設定のいらないアナログな楽器ですので、再びデジタルの世界に戻るには脳内の様々なスイッチを切り替えるような努力が必要でした。

「冷やかし」「偵察」などの不適切なアクセス

ピアノ教室のウェブサイトにアクセスしてくるのは、真面目にピアノを学ぼうとする学習希望者だけではありません。

単なる「冷やかし」のほか、あちこちのピアノ教室の無料体験レッスンを受けまくるちゃっかりした保護者は存在します。

また、なかには他のピアノ教室からのスパイ活動もどきの偵察行動もあると聞きます。

そのような有り難くないアクセスにも、ひとつひとつ対応して貴重な時間リソースを割かなければならない可能性が常にあるということです。

また、SNSではちょっとした言葉の使い方によって「炎上」という事態も起こり得ます。

福耳
特に個人情報の管理とSNSには繊細な注意が必要と感じます。

ココがポイント

ネットを使った生徒募集のデメリットは個人情報流出の懸念・各種設定やパスワード管理の手間・不適格アクセスへの対応

オンライン生徒募集のデメリットを減らすには?

グランドピアノの絵

確かにそうかもしれないけど、今どきネットをまったく使わずに生徒募集するなんてムリだよね。
福耳
そうよね。いくつかの点に気を配れば危険性は減らせそう。

ITオンチなのは慣れていくしかありませんが、他の項目は注意すれば解決できそうです。

例えば、以下のような手段が考えられます。

  • ウェブサイトには自宅の個人情報は掲載しない
  • 教室サイトは、一般に公開するページと教室の生徒用のページを分ける。
  • 生徒用のページはパスワード制にして時々変更する
  • 写真の取り扱いに注意。教室の位置が特定できそうなものが映り込まないようにする。
  • 体験レッスンは、少額であっても有料にする

自宅の個人情報

教室サイトには、自宅の正確な住所や電話番号は載せないようにします。

地図を埋め込む時は大体の地区名などだけを掲載し、メールでの問い合わせにのみ対応するようにしましょう。

また、教室内の写真を掲載する時は、窓の外の景色などから位置を特定されないように気を配りましょう。

教室サイトの生徒専用ページ

別のサイトを作るか、同サイト内に生徒用のページを設ける際はパスワード制にする手があります。

外部に公表してもよい情報や写真のみを一般ページに載せ、教室内の連絡やイベントの打ち合わせなどはパスワードがないと入れないような工夫が必要。

もちろんパスワードは時々変更した方が無難です。

体験レッスンは有料に

本来は体験レッスンは無料に設定して、少しでも問い合わせの数を増やしたいところです。

ところが一部の保護者の中には、複数のピアノ教室の無料体験レッスンを渡り歩くのを趣味としているかのような人がいます。

とかくこのような人は時間や約束事にもルーズなことが多く、私も振り回されて痛い目にあったことが。

忙しい身としては、できればあまり関わりたくないアクセス者といえましょう。

 

解決策としては、体験レッスンを少額ながら有料とすることです。

1回500円ほど頂くことにすれば、無料ではないためこのような有り難くない問い合わせは一気にゼロに近くなります。

同じ理由で偵察活動も減るのではないでしょうか。

ココがポイント

オンラインで生徒募集するなら個人の自宅が特定されない工夫が必要。生徒用ページは分けるかパスワード制に。体験レッスンを有料にする手も。

まとめ

グランドピアノ

  • ピアノ教室のオンライン生徒募集のメリットは多い。特に都市部の働く保護者に有効
  • オンライン生徒募集のデメリットは個人情報の流出懸念・各種設定やパスワードの管理の手間・冷やかしなどの不適格アクセスへの対応
  • オンライン生徒募集のデメリットを減らすには教室サイトに載せる情報を精査し、しっかり管理することが必要
  • 生徒用のページは別に作るかパスワード制に
  • 体験レッスンを有料にすると不適格アクセスは減らせる
個人情報とかをしっかり管理して運営していれば、そんなにコワいことはなさそうだよね。
福耳
そうね。ITオンチの私でもブログが運営できているんだから、若い人たちはお手の物かもね。

今や、ネットのない生活は考えられません。

主要顧客である30代〜40代の保護者がネットを中心とした情報収集をしているため、アナログだったピアノ教室も大きく変わりつつあります。

生徒数を大きく増やしたいならネットを使った生徒募集は必須。

 

ただ、やはりネットでの集客には一定のリスクもあります。

闇雲にネット空間に突進するのではなく、少し立ち止まって辺りを見回し、より安全に利用することが成功の鍵だと思います。

この記事が、これからネットを使って生徒募集をしようとするあなたのお役に立てることを願っています。

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福耳

ピアノ教師歴約40年。 東京都西部のとある音楽大学卒業後、いわゆる「街のピアノの先生」として活動してきました。 ごく普通の子供たちにピアノという楽器の素晴らしさを伝え、音楽を生涯の友として過ごすためのお手伝いをするのが目標です。

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